青が散る
水滸伝 1〜3(全20巻)
ベルカ、吠えないのか?
スラムドッグ$ミリオネア
めがね
「スラムドッグ…」を観たとき、私の心に心配事があってそれが妙に胸騒ぎを起こして、映画中どきどき・どきどきしていたので、映画にのめり込んだハラハラだったのか心配事のハラハラだったのか、、同化してしまってよく分からなかった。
ただ、ダニー・ボイル映画ファンの私としては、「ビーチ」「28日後…」の方が好きだなぁとは思ったけど。
「めがね」は、想像以上に良かった。眠いときに観ちゃいけない映画かと思ったけど、眠気も消えて最後まで、じっくりと観てしまった。あの空気感を映像化できるなんてすごいねぇ。カキ氷食べに島に行きたいと思った。
そう、本当に今年こそは念願のひとり旅!と、気負うところがよくないんだけど。
そのために英語の勉強をしないといけないので、そっちも頑張らなくちゃ。
そういえば、この休み中に「風の谷のナウシカ」を読んだ。コミックで全7巻の大作だ。BOXに入っているので箱から出すのが億劫であまり読まないが、読み始めるとその世界観にどっぷりで2度3度と読み返してしまう。
ナウシカを読んだからというわけではないけど、第6感について考えることがある。夜中や明け方にパチっと目が覚めて、そういうときは低血圧のもやもや〜とした頭じゃなくて、すごくすっきりと目が覚めるのだけど、その2、3分後にケータイが鳴ったりする。誰かが自分のことを考えながら電話をしているのが、電話が鳴る前に脳に届いたりする、、ってことかな?なんて思ったりする。
音信不通だった人のことを、急に思い出すなぁ、と思うとその人から手紙が届いたりする。想いが電波みたいに空気を伝って直接届いてきてるんじゃないだろうか、と不思議に思う。そういう力がやっぱり人間にはあるんじゃないだろうか、と最近よく思う。
時間があるといろいろ考えるものだけど、こういう不思議な感覚について語ると、いい年してちょっとね、、と思われるだろうけども。不思議ってふしぎ。
水滸伝 1〜3(全20巻)
ベルカ、吠えないのか?
スラムドッグ$ミリオネア
めがね
「スラムドッグ…」を観たとき、私の心に心配事があってそれが妙に胸騒ぎを起こして、映画中どきどき・どきどきしていたので、映画にのめり込んだハラハラだったのか心配事のハラハラだったのか、、同化してしまってよく分からなかった。
ただ、ダニー・ボイル映画ファンの私としては、「ビーチ」「28日後…」の方が好きだなぁとは思ったけど。
「めがね」は、想像以上に良かった。眠いときに観ちゃいけない映画かと思ったけど、眠気も消えて最後まで、じっくりと観てしまった。あの空気感を映像化できるなんてすごいねぇ。カキ氷食べに島に行きたいと思った。
そう、本当に今年こそは念願のひとり旅!と、気負うところがよくないんだけど。
そのために英語の勉強をしないといけないので、そっちも頑張らなくちゃ。
そういえば、この休み中に「風の谷のナウシカ」を読んだ。コミックで全7巻の大作だ。BOXに入っているので箱から出すのが億劫であまり読まないが、読み始めるとその世界観にどっぷりで2度3度と読み返してしまう。
ナウシカを読んだからというわけではないけど、第6感について考えることがある。夜中や明け方にパチっと目が覚めて、そういうときは低血圧のもやもや〜とした頭じゃなくて、すごくすっきりと目が覚めるのだけど、その2、3分後にケータイが鳴ったりする。誰かが自分のことを考えながら電話をしているのが、電話が鳴る前に脳に届いたりする、、ってことかな?なんて思ったりする。
音信不通だった人のことを、急に思い出すなぁ、と思うとその人から手紙が届いたりする。想いが電波みたいに空気を伝って直接届いてきてるんじゃないだろうか、と不思議に思う。そういう力がやっぱり人間にはあるんじゃないだろうか、と最近よく思う。
時間があるといろいろ考えるものだけど、こういう不思議な感覚について語ると、いい年してちょっとね、、と思われるだろうけども。不思議ってふしぎ。
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最近、久々の本の虫で楽しく読書三昧です。司馬遼太郎の歴史小説が今一番のお気に入りだけど、その合間に気になった人物の本も読んだり。たとえば三浦綾子の細川ガラシャ。
でもガラシャは思ったほど興味がわかなくて(もちろんラストシーンはとっても感慨深く読んだけど)、それよりは明智光秀(3日天下なんて言われてるけど、信長の人気に食われてるだけで、人となりは信長よりずっと尊敬できそう。)の方が気になるし、黒田官兵衛や高山右近のが面白そうだな。なんかお勧めの本があったらお願いします。
そして、歴史小説の合間に村上春樹です。すっごい久々にこの人の文章に触れたけど、いつも居心地が悪い感じがしたのに、今読むと一番しっくりきてます。本は「ノルウェイの森」。いまさらだけど、これってビートルズの曲の邦題だったのね〜。赤盤に入ってたから、曲をかけながら本を読んでみたらかなりいい雰囲気。曲をかける前に想像してた雰囲気とは全然ちがくて、もっとしっとりとした曲かと思ったんだけど、でも実際に聞きながら読んでみるといいんだよね〜。特にレイコさんとワタナベ君が二人で外で話してるシーンなんかにとても合う。今はすっかり村上春樹ワールドだけど、もうすぐ読み終わるので、そしたらすぐに戦国時代に戻ろうと思いますー。
これが本当にラストになりそうなぢゃぶ屋のつけ麺。大好きなワンタンもつけた!
おやつのおよげたいやき君もたいらげた!
でもガラシャは思ったほど興味がわかなくて(もちろんラストシーンはとっても感慨深く読んだけど)、それよりは明智光秀(3日天下なんて言われてるけど、信長の人気に食われてるだけで、人となりは信長よりずっと尊敬できそう。)の方が気になるし、黒田官兵衛や高山右近のが面白そうだな。なんかお勧めの本があったらお願いします。
そして、歴史小説の合間に村上春樹です。すっごい久々にこの人の文章に触れたけど、いつも居心地が悪い感じがしたのに、今読むと一番しっくりきてます。本は「ノルウェイの森」。いまさらだけど、これってビートルズの曲の邦題だったのね〜。赤盤に入ってたから、曲をかけながら本を読んでみたらかなりいい雰囲気。曲をかける前に想像してた雰囲気とは全然ちがくて、もっとしっとりとした曲かと思ったんだけど、でも実際に聞きながら読んでみるといいんだよね〜。特にレイコさんとワタナベ君が二人で外で話してるシーンなんかにとても合う。今はすっかり村上春樹ワールドだけど、もうすぐ読み終わるので、そしたらすぐに戦国時代に戻ろうと思いますー。
これが本当にラストになりそうなぢゃぶ屋のつけ麺。大好きなワンタンもつけた!
おやつのおよげたいやき君もたいらげた!
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週末は北海道展とバーゲン以外は予定がないのでどっぷり趣味に耽ることにした。先週届いた「パイナップルARMY」と実家の「ナニワ金融道」、そして映画「ラスト サムライ」を一気観。
「パイナップルARMY」は武器名とか組織名(しかもやたらと省略されている。例:IRA、SS等)が多く、読んでいて何のことか分からなくなり読み返したりと、とても吸収しれきれない情報量でぐったり疲れた。でも役に立つ情報も多々あり、もともと主人公のジェド・豪士は戦闘インストラクターなので護身術をそれぞれのシチュエーションに合わせて教えてくれる。トラップ好きな私は豪士の仕掛けるトラップには大いに興味をそそられる。私のことだから仕掛けてる最中に自分が掛かってそうだけど…。
それから「ナニワ金融道」。ただの漫画だけどさ、やっぱりお金は借りちゃダメだよね。とくに素人は規約なんて理解できてないだろうし、上辺の知識じゃ裏の裏をかかれて結局シナリオ通りの泥沼化。どんなに涙を誘う家族愛・苦労話も通じないし情状酌量の余地もなし。払えなきゃ体で払えって風俗に売られたりなんて…恐ろしくて耐えられない。漫画読んだだけで随分感化されたけど、どんなことがあっても借金はせず、つつましく、そして保証人にもならずサインもせず、と係わり合いになりたくないものです。
そして、「ラスト サムライ」。結構意外な作品だった。今までの欧米が描く日本像とはかけ離れていたし、私の感じる本来の日本像から遠からずと言ってもいい。日本独特の文化を説明なしに淡々と自然な目線で撮るのはかなり難しかっただろうな。
その中でも切腹や忍者、くノ一(もどきの小雪の突き)など欧米好みの要素も盛りだくさんでサービス満載。地味な作品ではあるけどなかなかよかった。監督がエドワード・ズウィックで「きのうの夜は…」の監督でもある。そのほかにも随分ヒット作を世に出してるので作りがうまいよね。
渡辺謙も日本語の演技はさすがだし、真田さんの殺陣も派手だけども欧米ウケしそうだ。
「パイナップルARMY」は武器名とか組織名(しかもやたらと省略されている。例:IRA、SS等)が多く、読んでいて何のことか分からなくなり読み返したりと、とても吸収しれきれない情報量でぐったり疲れた。でも役に立つ情報も多々あり、もともと主人公のジェド・豪士は戦闘インストラクターなので護身術をそれぞれのシチュエーションに合わせて教えてくれる。トラップ好きな私は豪士の仕掛けるトラップには大いに興味をそそられる。私のことだから仕掛けてる最中に自分が掛かってそうだけど…。
それから「ナニワ金融道」。ただの漫画だけどさ、やっぱりお金は借りちゃダメだよね。とくに素人は規約なんて理解できてないだろうし、上辺の知識じゃ裏の裏をかかれて結局シナリオ通りの泥沼化。どんなに涙を誘う家族愛・苦労話も通じないし情状酌量の余地もなし。払えなきゃ体で払えって風俗に売られたりなんて…恐ろしくて耐えられない。漫画読んだだけで随分感化されたけど、どんなことがあっても借金はせず、つつましく、そして保証人にもならずサインもせず、と係わり合いになりたくないものです。
そして、「ラスト サムライ」。結構意外な作品だった。今までの欧米が描く日本像とはかけ離れていたし、私の感じる本来の日本像から遠からずと言ってもいい。日本独特の文化を説明なしに淡々と自然な目線で撮るのはかなり難しかっただろうな。
その中でも切腹や忍者、くノ一(もどきの小雪の突き)など欧米好みの要素も盛りだくさんでサービス満載。地味な作品ではあるけどなかなかよかった。監督がエドワード・ズウィックで「きのうの夜は…」の監督でもある。そのほかにも随分ヒット作を世に出してるので作りがうまいよね。
渡辺謙も日本語の演技はさすがだし、真田さんの殺陣も派手だけども欧米ウケしそうだ。
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号泣&嗚咽必至(しゃくり上げすぎて「オエェ」となるとのコト)の町田康の本「猫にかまけて」をトコさんに借りた。
町田康は、以前一緒に働いていたタコさんが無条件で本を貸し出し布教していた作家(?パンク歌手?)。彼の著書は今や私にはなくてはならぬ愛読の書である。今はタコさんと会社が違うので借りられなくなって町田康情報が乏しい。
「猫にかまけて」はエッセイなのとムツゴロウに負けず劣らず無類の動物好きな私には入りやすい。昨日通勤時に読み始めて眠るまでに読み終えた。枕がぐっしょり涙で濡れてそのまま眠りについたので、今朝は普段腫れぼったい瞼がさらに追い討ちをかけて腫れぼったい。重い。くっつく。
愛情豊かに猫と生活する町田康の日常といった内容だけど、その中に文学らしさとかそういったものは排除して、素直な感情が綴られているように感じた。動物と生活していくうえで生死は身近なものになるし、ささやかな幸せを感じる時間も多く情感豊かになる。自分の愛犬との記憶と相まって余計に感極まった。
今の生活に動物がいないのは自分が責任をとれないからで、彼女/彼を最期まで看病し看取ることができる時間的余裕と経済状況が備わったら、また再び動物と生活を共にしたい。そして一緒に暮らすメンバー候補に「猫」が加わった。
町田康は、以前一緒に働いていたタコさんが無条件で本を貸し出し布教していた作家(?パンク歌手?)。彼の著書は今や私にはなくてはならぬ愛読の書である。今はタコさんと会社が違うので借りられなくなって町田康情報が乏しい。
「猫にかまけて」はエッセイなのとムツゴロウに負けず劣らず無類の動物好きな私には入りやすい。昨日通勤時に読み始めて眠るまでに読み終えた。枕がぐっしょり涙で濡れてそのまま眠りについたので、今朝は普段腫れぼったい瞼がさらに追い討ちをかけて腫れぼったい。重い。くっつく。
愛情豊かに猫と生活する町田康の日常といった内容だけど、その中に文学らしさとかそういったものは排除して、素直な感情が綴られているように感じた。動物と生活していくうえで生死は身近なものになるし、ささやかな幸せを感じる時間も多く情感豊かになる。自分の愛犬との記憶と相まって余計に感極まった。
今の生活に動物がいないのは自分が責任をとれないからで、彼女/彼を最期まで看病し看取ることができる時間的余裕と経済状況が備わったら、また再び動物と生活を共にしたい。そして一緒に暮らすメンバー候補に「猫」が加わった。
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最近、小説を一気に読む集中力がない。目は字を追いつつも頭の片隅でいろんな用事を考える。洗濯物のこと、買い物のこと、ご飯のこと、メールの返信のこと…。気にしなくてもいいようなことまでもチラチラと頭をよぎる。
本が読めん!
でも本が読みたい私は本屋をめぐり物色。集中力を蘇らせたいし、面白い話を蓄積させたい。で、選んだのが小泉八雲。短編で夏にふさわしい怪談話。
もともと高校くらいまで「まんが日本昔ばなし」を観、地方に根付く風習やお化け、妖怪話を堪能した。
本はどちらかというとTVアニメより、描写が生々しく残酷だったりする。夜を涼しく過ごすためにこれからどっぷり浸かってみる。
そういえば「まんが日本昔ばなし」が復活する。水曜の6時55分からだから絶対観られないけれど。いや、習い事って言って仕事早めにあがらせてもらおうかな。。いや、アニメのために早退するなんて、、
本が読めん!
でも本が読みたい私は本屋をめぐり物色。集中力を蘇らせたいし、面白い話を蓄積させたい。で、選んだのが小泉八雲。短編で夏にふさわしい怪談話。
もともと高校くらいまで「まんが日本昔ばなし」を観、地方に根付く風習やお化け、妖怪話を堪能した。
本はどちらかというとTVアニメより、描写が生々しく残酷だったりする。夜を涼しく過ごすためにこれからどっぷり浸かってみる。
そういえば「まんが日本昔ばなし」が復活する。水曜の6時55分からだから絶対観られないけれど。いや、習い事って言って仕事早めにあがらせてもらおうかな。。いや、アニメのために早退するなんて、、
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(1)「交渉人真下正義」を観て、”ネゴシエーター”が気になる「勇午」を買う。
(2)「トゥルー・コーリング」を観て、”検死””監察医”が気になる「きらきらひかる」を買う。
(3)少女マンガを勧められる「のだめカンタービレ」気になるので本屋で探す。
(2)「トゥルー・コーリング」を観て、”検死””監察医”が気になる「きらきらひかる」を買う。
(3)少女マンガを勧められる「のだめカンタービレ」気になるので本屋で探す。
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しりあがり寿の「弥次喜多 in DEEP」
読んだのだけどコレどうやって映画にするの?クドカン!
帯に「マンガ表現がたどり着いた極北として、圧倒的喝采を呼ぶ、愛と命の物語」と評してるけど、マンガ表現を超越してるし文学も超越してる。
どちらかというと「哲学」?
「輪廻」を主軸に持ってきたストーリーが多い。1巻の「ふりだしの畳」「夢の緒」なんか傑作。でも本当は”面白い”とか”理解した”なんて有り得ない内容。しりあがり寿流の「愛と命」の表現だよね。
はっきり言ってビビった。しかも胸きゅんホモ漫画。
「手塚治虫文化賞マンガ最優秀賞受賞」より「芥川賞」向き。
読んだのだけどコレどうやって映画にするの?クドカン!
帯に「マンガ表現がたどり着いた極北として、圧倒的喝采を呼ぶ、愛と命の物語」と評してるけど、マンガ表現を超越してるし文学も超越してる。
どちらかというと「哲学」?
「輪廻」を主軸に持ってきたストーリーが多い。1巻の「ふりだしの畳」「夢の緒」なんか傑作。でも本当は”面白い”とか”理解した”なんて有り得ない内容。しりあがり寿流の「愛と命」の表現だよね。
はっきり言ってビビった。しかも胸きゅんホモ漫画。
「手塚治虫文化賞マンガ最優秀賞受賞」より「芥川賞」向き。
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シウバが表紙の「Number」。GW中にTV放映された格闘技の試合はそれなりに面白かった。桜庭の秒殺、吉田秀彦のフリッカーの(ような?)構えで応戦とか(でもその構えも1Rしかもたなかった)、KIDのKO負けとか。だから思わず買ってしまった。半年ぶりくらいに「Number」を手に取ったけど、相変わらずの愛情たっぷりな記事にガツガツと読みふけってしまった。
皐月賞を制したディープインパクトと武騎手の記事もWBCバンタム級新チャンピオン長谷川穂積の記事も良かった。短いながら勝利に至る背景が読みとれる。
シウバの特集ページはもっとイイ。ハントとの試合でやっと桜庭の天敵というイメージが薄れたけど、やっぱり全然好きになれなかった。それなのに、この特集を読んだだけで印象が一変する。こういう文章が書けたら幸せだろうなぁ。
あ、前田日明の特集もあるよ。
浦沢直樹×手塚治虫「PLUTO」
「20世紀少年」の大ファンなだけに、他のマンガを描いてないで早く結末を!って思って「PLUTO」1巻発売時には手をつけなかったけど、2巻が発売して結局買ってしまった。浦沢直樹がロボットを描く!?と疑ってたけど、、やっぱ人間描写はウマイけど絵はロボット向きじゃないかな。実際に立体模型で再現できるデザインのロボットではないような…。でもストーリーは面白い。「感情」の微妙な変化、じんわり伝わる〜
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